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五月大歌舞伎 昼の部(千穐楽)

五月二十七日(昼)
勘九郎改め十八代目中村勘三郎襲名興行(千穐楽)


三月三日からの歌舞伎座での襲名披露も一区切り。
襲名期間歌舞伎座に行く時は毎度テンションあげすぎて疲れましたわい。この緊張感も今日限り、と思うと淋しいようなちとほっとするような(だって!)
ちょうどいい時期に歌舞伎を見始めてよかったなあ…、とつくづく思った次第であります。歌舞伎がますます好きになった&中村屋はじめいろんな役者さんを好きになった。あーあ、去年の年末に予想したとおりどはまっちゃった… いいけどね。
兎にも角にもおめでたや&お疲れ様でございました!

■車引■
カッコいいーっ綺麗ーっというのは以前も書いたけどその通り、勘太郎も七之助もとてもいいっ
とくに梅王丸さんはもう少し落ち着けよと思うくらいじたばたしてて面白いです。「ごろっぴゃく~っ、~堪忍、なんねえー!」とか。隣の人が「かーわいい」といってたから梅王丸・桜丸のことかとおもったら鶴松君のことでした。なんだ(笑)
清水大希改め二代目中村鶴松くんも、可愛くて上手で凄い。これからそうとう厳しい修行を積むんだろうなー…がんばれ~
“化粧声”だっけ、見得を切るときにかかる「あーりゃあー、こーりゃあー、でぇーっけぇー!」というのがもうわけわかんなくて最高ですね。でっけえ、て……

■芋掘長者■
これにつきる、三津五郎が可愛い……!!
ていうか「みんな可愛い!」かなー。すてきー!
三十何年ぶりの復活ということですが、倉庫の奥から引っ張り出してきたような古びた感じとかが全然なくてえっらい面白かったです。
お姫様と芋掘り藤五郎が、ぶつかってきゃっと顔を隠すところ、まさに「ご両人!!」ですねえ。おおむこうさんはうまいことかけるものです。(…ただ先日、車引で梅・桜の出のときに「音羽屋!」とかかったような気がするのは、…やっぱ気のせいだと思っておこう)


■弥栄芝居賑■
千穐楽ってことで、四日前に言ったときと皆さんいってることがちょっと変わってました。ことに感動したのが芝翫丈、「七十五日間、よくがんばったと褒めてやって下さい」みたいなことを言ってて、ちょっと(いやかなり)うるっときてしまいました。。ううう
両花道に並ばれてもちっとも見えねえよちくしょうーと思ったけど、こういう口上の仕方もとても面白いっすね。華やか~!五・七・五のテンポのよさがいい。

本日、勘三郎その他が挨拶するとき、後ろ並びの人が倒れてた…かなり具合悪そうでハラハラした…場面が変わるところで奥にいってしまいましたが、だ、大丈夫?

■髪結新三■
「…つれてにげておやんなさいよ」

昼の部の襲名狂言です。長い!疲れる!でも面白かった!
新三、…にくっったらしい奴だなぁ~!なんだあいつ!(でも好き)
わたしは江戸っ子じゃないし江戸時代も知りませんが、江戸っ子ってこんな感じなんだろうなあ…と思った。「んだこんちくしょぉ」とか「ァに言ってやんでぇっ」とか、変なところで太っ腹なとことか。もちろん新三みたいのばっかじゃ困るけどさ。
廻り髪結いっていうのもなるほど、忠七っつぁんの髪を撫で付けるのが流れるようですっげえー!と思った。

大家さん(なんだあいつ!その2)の三津五郎はじいさんが似合うねぇ。三十両のくだり、「おめえも三ヶ月よく頑張ったからなァ」って言ってた(笑)
「ほんじつのひるきょうげんはこれぎり~」の挨拶も、富十郎さん(←かなり好き)先代との思い出を語ったりしてた。ほう。
まったくもって単純なことに、鰹が食べたくなりました。…だって三津五郎の食べ方がほんとに美味しそうなんだもんさ…


あー、全くほんとに、今日の研辰なんかやばかったんだろうなあ。明日ニュースでやるだろうか。早起きして張ってみませう。
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by lowoolong | 2005-05-27 16:52 | 歌舞伎

お伊勢たんだー!

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別にこれが見たいがために、新宿へ行ったわけではないんよ


++
携帯の画像がひどすぎる、でもそれ以外には不満もなく三年弱……
うーん もっと早く壊れていたら替え時もあったろうにの

+++
↑のようなことをいってた翌日(今日)携帯のカメラが壊れました。
そうきたか。
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by lowoolong | 2005-05-26 19:51

大雨、と「方舟」

23日は歌舞伎をみてうひゃうひゃしながら授業に出て、図書館を出ようとしたところとんでもない大雨が降ってて驚きました。
バケツをひっくり返した~という表現では追いつかないほどで、天が割れたよう、とでもいうのですかね。アスファルトに跳ね返り霧の如くの雨粒と轟音。あっという間に冠水する排水溝。すれ違う人たちが「なんじゃこりゃ!」とか「うひゃー」とか普通に独り言を言っていた…漫画のやう
今日もまた夕方からひどく雨が降り、わたしは折悪しく吉祥寺で道に迷っていたのでたいそう腐れた気分になりました。あれだな、常からどえらい方向音痴なのに「あーもうこの道だ、絶対この道だなアハハ」と思い込んでがんがん進んでしまうという癖がいかんのだな。ちくしょう、なんだあの地図。

まあそんなわけで最近ひどく雨にたたられているのですが
こと23日の雨の降りっぷり(?)に、一瞬「おお!『方舟』だ!」と少なからずゾッとしました。すぐにやんでよかったです。それにしてもゾッと仕方がなんだか偏っているような。

止まない雨、終わる世界。
今、「輝ける未来」が失われたのは、他の何のせいでもなく、あなたの、わたしの、人類そのものの脳みその、一つ一つの脳細胞の、想像力の、力不足のせいなのだ。(『あとがき』より)

確か「ディープ・インパクト」とか言う映画も洪水による終わりをモチーフにしたものでしたが、ああいうのがパニックを乗り越えたハッピーエンドと愛を約束されているのに対し、『方舟』は「この期におよんで希望だと!?」と、客観的で醒めた、そして現実的であるがゆえに一番突きつけられたくない言葉を吐いてきます。パニックも愛も形無しです。まあ、そうだよな。

しりあがり寿の『小説真夜中の弥次さん喜多さん』で、いちばん印象的かつ凹んだエピソードが、触れるとどんどん生きることにうしろめたい気持ちになっていく「水」で浸された「水の宿」編だったんですが――たしかにびちょびちょ浸ってくる水というのは、無意味に遣る瀬無いし憂鬱だし、浄化ではあれど高揚ではありえない。絶望、また終末の1パターンとしては実に有用だと思う。なるほどノアの伝説というのは説得力があるものだ。
しかし方舟に乗るものは選別される。その選別を受け入れられない、あるいは別の次元に達してしまうというのが実際のところだろうな。
『方舟』と題された、静かな終末を描いたこの作品における方舟はどこか。

谷川俊太郎の「三つのイメージ」の“水”のイメージを思い出した。あれもまた、どえらく素敵な詩でございます。『方舟』とそれを連想するような大雨に当たったいま、また読み返せば前とは違った感想を抱くような気がする。
あなたに火と水と人間の
矛盾に満ちた未来のイメージを贈る
あなたに答えは贈らない
あなたに ひとつの問いかけを贈る

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by lowoolong | 2005-05-25 02:17 | 日暮

五月大歌舞伎 昼の部

五月二十三日(昼)
勘九郎改め十八代目中村勘三郎襲名興行


三ヶ月にわたる襲名ももうそろそろ終わりでして早いものだと思います。
本来はリフレッシュするためにみる(つもりだった)歌舞伎に気合入れすぎてなんか本末転倒な今日このごろですがまあいいや
しかし今日は五時間歌舞伎を見た後授業に出たりしたのでもうほとほと疲れました。やっぱり本末転倒だわさ。というわけでとりあえず↓ひと演目。

■車引■
ええと、いままで「なんて物語性のねぇジャンルだ」と勝手に思っていましたが
荒事ばんざーーーい!!
…というか中村屋兄弟ばんざーい!という感じ
すっごいカッコよかった&綺麗だった&面白かった!!わお
兄弟が敵に立ち向かおうとしたけどあまりの敵さんの威光にびびってしかも敵さんに見逃していただくというはなし(だと思う)けど、もうあれだ、こういうのはストーリーなんてなくていいんだな… なに言ってるのかわかんねえやと思いつつとても楽しかったからそういうことなんだろう(なんだこの感想)

ことにすごかったのは勘太郎@梅王丸、あのカッコよさったらありません。時平の車が来たってんで一度花道にひっこむとことか、ミエとか…うわーテンション高ぇー
七之助@桜丸は雅やかで綺麗だし。
より一層このふたりのファンになってしまいました。
松王丸のえびぞーは、…ありゃずるいですね。存在感だけですでに貫禄充分です。


勘太郎&七之助は「二代目」なので、それでは初代は?といえば
■初代勘太郎(=四代目勘三郎)=初代中村伝九郎(奴荒事の代表)
■初代七之助(=九代目勘三郎)=三代目中村七三郎(江戸和事の名人の名跡)
…ということらしく
うまいこと名をつけたというか、うまいこと成長していくものだというか。
かっこいいなあ。これからも頑張ってほしいお二方です。
十一月に鎌倉芸術館で錦秋特別公演(舞踊公演かな?)をやるみたいですが詳細が分からんわ
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by lowoolong | 2005-05-24 00:20 | 歌舞伎

ビューティフル・サンデイ (ビデオ)

誰かが(誰だっけ…)いい芝居だから観ておけ!といってたんですが観ておけったって舞台なんてのはナマモノですから無理でしょうよ、と思ってたら図書館にビデオがありました。
最近うちの学校に入れてマジ良かったなといまさらかみしめています。おせえなあ、しかもそんな理由かよ……

というわけで第三舞台「ビューティフル・サンデイ

ある朝男が目覚めると、隣には知らない女が眠っていた。
――という出だしで始まるお芝居。
最近わかってきたけどどうもわたしは、演劇に関わらずエンターテイメントというものに「日常性をぶっ飛ばしたもの」を求めているようで(歌舞伎とかさ)、こういうスタンダードなタイプのお芝居はどうかなあと思ってましたが。が。
すごい良かった……!!!
泣くわ泣くわ、こりゃあ泣くわ。ストレートにこれは、心に響く。

「悩みに大きいも小さいもないよ」
「あんたたち、バカみたい!」
「ちひろはいい女だよ」
誰でも、他人のことはよく理解したり諭したりできるのに
自分のことや、いちばん好きな人の気持ちというのはさっぱり気付かないものなのだと。
それは、人はあくまで自分でしかなく、自分にしかなれないから、そのぶん余計に人の気持ちを分かろうとするからなのではないかと。それでもって、から回ったりすれ違ったりもするわけですね。
長野里美という女優はきれいな涙を流すなあ、と思った。

音楽もすごく良かった。観てよかった。
…それにしても、演劇というのはすごいですね。感動しました。
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by lowoolong | 2005-05-22 11:56 | 演劇

中村歌留多や中村雅楽や

火サス「歌舞伎役者 中村歌留多」みましたー
テレビでも福助がみれてラッキィ☆ってかんじですね。ややナヨいけどダンディー
でもやっぱし歌舞伎やってる福助(歌留多)がいっちゃん良かった。葛の葉…

眼医者や掃除屋や自治会長や芸者弁護士やラーメン刑事が出てきて見事に事件を解決してしまうと言うサスペンスもののジャンルにおいて、「歌舞伎役者がなんで事件解くんや!!」というツッコミはナンセンス!なんでしょうねえ。歌舞伎役者に比べたらラーメン刑事や芸者弁護士の方がよっぽど何それ!ってかんじだしな。

以前、たまたま歌舞伎役者が探偵の『團十郎切腹事件』という本をもらったので最近ぺろぺろと読んでいたのですが、タイムリーなことでした。
この作品は戦後の演劇評論の代表格である戸板康二氏が書いた、高松屋の屋号を持つ老優・中村雅楽を探偵とした連作ミステリーものです。
表題作の「團十郎切腹事件」は直木賞をとったとやら…… わたしは、今回の「中村歌留多」となんとなーくオチが似ている「奈落殺人事件」も好きです。うん。
行動派な歌留多さんと違って、雅楽は徹底的に安楽椅子探偵ですね。
わたしは勝手に雅楽を中村又五郎丈でイメージして読んでいましたが、福助丈のサイトを見てみたら先代(十七代)勘三郎がこの「中村雅楽」をテレビドラマでやったと言うじゃありませんか。知らなかったー

まあそんなこんなで
獅童さんに続きかんたろうさんまで近々なんかあるんじゃないかと福助にちょっぴり(いやだいぶ)振り回されている今日一日でございました。
それが本当だったら中村屋、今年度話題多すぎ。……へーすけぇ~
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by lowoolong | 2005-05-18 03:24 | みものききもの

アッちゃんのベビーギャング

私はどうにもこう、お小さい方々の出ている映画とかドラマ、しかもそれでホームコメディものっていうのが不得手なので、勘九郎箱のなかでもアッちゃんのベビーギャングはどうもなと思ってましたが
予告編だけでもう駄目だ……!むずがゆいっ
東海道四谷怪談にしてくれりゃええのにっ(無茶を言う)

んでも昔噺桃太郎(劇中劇)とかあるようだし、淡路恵子と小林圭樹(両親役)がなんかよさげだし、そのうち…と言うかすぐに見るだろうけども。
昔の映画の予告編って凄いですねー
「アッちゃんのベビーギャング、アッちゃんのベビーギャング、アッちゃんのベビーギャング、ご家族みんなでご覧ください」…三回も繰り返すあたりに妙なテンションの高さを感じます。すげぇ。
「ママはムードでおヨロメキ、パパはレジャーでおタノシミ」だとかいうコピーはとても好きです。今日NHKで、原宿を未だに「ナウいヤングの町」と呼称していたレベルの驚きを感じました。ひょっとしてそれはギャグで言っているのか?(NHKのほうね)

ああやっぱり見るか。でも、ドドンパ踊りとか…知らないよ…


+++
みましたー(早々に)
専務の家の向かいに引っ越したアッちゃん一家。普段は仲むつまじいパパとママですが、パパがしょっちゅう専務に連れまわされたり、ママも専務の奥さんに振り回されているうちになんだかふたりとも浮気モードで冷戦状態になってしまいます。さて、アッちゃん一家はどうなってしまうのでしょう?

予告編のインパクトでどうしようかと思ったけど普通に面白いタイプの映画でした。よかった。
「いいのかい、僕は好きになったらモーレツなんだぜ、もみくちゃにしちゃうぜ」とかに爆笑しましたが、この時代(60年代)のファッションというのは可愛い。淡路恵子だから似合うのかもしれないけど。いいなあ。

それにしてもアッちゃん(勘九郎)上手いな…天才子役といわれてたそうですが、ようやく納得しました。声がかわいいー
しかし勘九郎が主役(?)のこの映画で、五代目勘九郎が本人として昔噺桃太郎を演じており、それを「可愛いわねぇ~」と出演者が言っていると言うのはなんともこしょばい感じがします。どーもな。べつにこういう映画だからつっこむところでもないのでしょうが。
あのちっこくて達者な桃太郎が、五十手前の中年桃太郎に……というのを考えるとすごいですね。鬼との立ち回りなどにあーやっぱ勘九郎だ!と思った。
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by lowoolong | 2005-05-15 17:30 | 日暮

五月大歌舞伎(夜の部)

五月十二日
勘九郎改め十八代中村勘三郎襲名興行(夜の部)


c0022251_141339.jpg五月夜はチケット取りに失敗し、幕見で頑張るしかねえかなあと思ってたところ、思いがけず三階席が手に入りました。あぁあーありがたやー
当日になるのが勿体無いなぁというかなんというかで、またもやや睡眠不足でした(そういうのはもういい加減にした方がいいとは思う)。

義経千本桜(源九郎狐、すっごい可愛い)も鷺娘(動く芸術とか生きる美というのはこういうもんだと思った)もとてもよかったですがやっぱり「野田版研辰の討たれ」はずるい、すごかった。
勘三郎襲名が、中村座開祖に由来する「猿若江戸の初櫓」で開けて、五月の夜に「野田版・研辰の討たれ」で一区切りを打つ。血縁はないにしても、過去から当代へいたる中村(猿若)勘三郎という名の大きさと面白さにわくわくします。つーかもう、十八代目大好きです。素敵だ。

■野田版・研辰の討たれ■
c0022251_049297.jpgやっぱりというか当然というか、映像よりも何倍も面白かった。DVDで何度も見たしなあ、とちょっとなめてた私がバカでした。

私は相も変わらず三階席でしたが、目、目、目の前の通路を辰次が駆け抜けて行った……!足速ぇー!三階を西から東へ駆け抜けてまたすぐ舞台に現れましたが、もしや替え玉だったんだろうか…。超早かった。すごいや勘三郎

オペラグラスがまだるっこしい。誰か一人が見せ場をやっているのでなく、舞台にいる全員が生き生きとしているからだ。

ストーリーに全くといっていいほど変わりはないけれど
幕開きすぐのスクリーンにうつる吉良の討たれも、
九一郎・才次郎兄弟の手本の試合も、
辰次の滑稽さ加減も、
お家様の「あっぱれじゃ!!」も、
からくり人形も(千と千尋ではなく今回は「さくら、さくら、今咲き誇る~♪」だった)
およし・おみね姉妹の仇っぽさも、清太夫さんの超近距離義太夫も、
もーどれもこれもあれもそれもみんな、素晴らしい新鮮さで超面白かった。ここまでツボ・ツボ・ツボな、九割以上がツボにはまるエンターテイメントもないよ…あくまでもわたしのツボではございますが。

・ご家老の三津五郎丈、じいさんっぷりにびっくりです。すげーな、大岡やその他諸々と全く別人に見えるよ…感動的。弥十郎さんが隅っこでステップの練習(?)をしてるのがおかしくておかしくてしょうがなかった(笑)
・獅童さんはやっぱり最初のほうでわぁわぁ言うお侍のひとりだった。辰次に「結婚がきまった奴もいるじゃねーか!」と言われてました。
・芝のぶちゃんの「ざんねーーん!!」とか、かんたろさんと染五郎のアンガールズとか(笑)
・ふいごで追いつ追われつなシーンに、ギンギラな金髪のかつらと星条旗股引の喜多さんがキターー!!「弥次さぁーん♪」ってあんた… 金魚とたわむれている辰次も「夜でもアーサー…」と言ってました。なんだかもう、中村屋超すてき…☆ミ
・初演時も現在もまた阿修羅の如きご活躍の染五郎。と、ちょっとの地震に心配して彼女に電話をかけたと言う優しいかんたろさん。い、いいんすかねなんか親父さん直々に暴露してますけど(笑)

「刀持て、刀持てっ」の群集が、だんだんと何かの薄気味悪い力に変わっていく。
「研ぎます研ぎます、研いだ刀で打たれます」はこんなにずきーっとくる台詞だったんだなあ。バカで滑稽でうざくて弱くてセコいということの哀れさ。やっぱ勘三郎は凄いと思う。うまい。
幕切れの胡弓による演奏「カヴァレリア・ルスティカーナ(間奏曲)」は「道化師」とよく同時上演されるオペラの作品であり、訳すると「田舎の騎士道(武士道)」だといいます。道化と武士道。野田秀樹は皮肉な選曲をするものです。くぅー
笑って笑って笑って、でもじーんとして、もう凄く楽しかった。四月の道成寺のドーンとした感動とはまた違う、ぱーっと元気が出るタイプの感動でした。すばらしい。
役者も作家も、関わる人皆が歌舞伎を信じていなければ、こんな凄いものはつくれないだろうなと思う。野田歌舞伎、またいつか新作をやるといいなあ。


+++
襲名月、イヤホンガイドでは幕間に勘三郎のインタビューがはいっちょりまして
「はいこんにちは、月組の……なんちゃって嘘ですごめんなさい」という出だしに忍び笑いが止まらなくなって困りました。く、くだらない…!

そういえば開幕前に歌舞伎座近くの「ナイルレストラン」でカレーをたべたのですが
インディで陽気な店員のおっちゃんの「ムルギランチでいいですか~♪」的なオススメっぷりが凄く面白かったです。鶏肉のカレーだったムルギランチは美味しかったです。量が思ったよりも多くてどうしようかと思いました。完食したけど。

□カヴァレリアルスティカーナと道化師について、ぴかちゅうさんとyukari57さんのご鞭撻をいただきました(ありがとうございましたっ)訂正。
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by lowoolong | 2005-05-13 01:04 | 歌舞伎

藤井隆が

藤井隆と乙葉の結婚はエエエと思ったけど
記者会見がとても可愛らしいのでむちゃくちゃなごみました(ふたりとも)
乙葉ちゃんの振袖はいいなあ…可愛いなあ…
でも交際のきっかけだったと言う乱歩Rは正直微妙なドラマでしたがね。
しかしまあほんとにもぉ可愛いカップルだ。藤井隆、やるなあ。

そしてもう一カップル獅童さんと竹内結子女史。ほえー
はじめて歌舞伎を見た歌舞伎鑑賞教室(俊寛)で獅童さんがでとりました。
今から考えりゃあの席って花道脇で、すっぽんで競りあがってくる獅童さんの真横だったんだな…超かっこ良かった。むむ。しかも弥十郎さんが瀬尾だった。ううう…
「こんどはじまるピンポンに、ドラゴン役ででまーっす!!」と言ってた。
また歌舞伎を見るようになるとはなー。時間とは不思議なものでございます。
うまいこといくといいっすね。結婚は決まっているようですけども。

(で、なんでかんざぶろーにインタビューを…)


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by lowoolong | 2005-05-11 01:13 | ニュースとか

連休

友人のお芝居を見に行ったり
借りてきたサントラ(ZAZENBOYZ、めろめろにカッコいい)をmp3におとすのがうまくいかずいらいらしたり、そうこうしているうちに連休も終わりそうですね参ったな。
いくらなんでも、下北とかで日の高いうちからべろべろひとりで飲んでたりするのはさすがに生き方を改めた方がいいのではないかと思いましたが、…こんなに酒が美味しいものだとはこの季節はじめて知った気がいたします。スクリュードライバー…いちのくら…
五月はいいなあ。目に青葉山ほととぎす初鰹。髪結新三で全部見れますね

五月といえば、
あのすてき子役の清水大稀くんが二代目中村鶴松(つるまつ?でいいのか?)として中村屋の部屋子になったそうですね。わおー、なんだか弟子になっていきなり大変そう。頑張れ~
ああもう、早く五月の舞台が見たい……



+++
とか云って調子こいて酒を飲んでたらもー大変な目にあいました
二日酔いするほど飲むもんじゃないな…ありえへん
お酒怖いっつーか饅頭怖いというか、ホントは何が一番怖い?
――今のところは歌舞伎ですかね。
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by lowoolong | 2005-05-06 01:54 | 日暮