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ごがつて…

とれたーーー!!と思ったのもつかの間
夜の部と昼の部を間違えてて
あわてておさえにいったらもうつながらず
夜の部はすべて完売状態…おおお

とーぎーたーつがーー(泣)辰次がーおよしがー才二郎さんがー
戻りに期待しますがあんのかな…無理だったら幕見で見るからいいわぇ。くぅ(歯噛み)

それにしてもバカだなあおいらは…


まあ昼の部は取れてよかったけども(楽日)
土日&一等席が先行の時点で売り切れって言うのは凄いなー
5月は親御様と行くのであわよくば一等を…思ったけど思うまでもなかった。そもそも無理だしな。二万ですぜ。。金はあるところにはあるんすねえ。
学生は三階席でのんのんとみますわいの


七月は蜷川さんが歌舞伎座でシェイクスピアの十二夜をやるという噂
菊五郎劇団ね…
すっごいなあ、どんどん歌舞伎は面白くなりそうですね

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by lowoolong | 2005-04-15 11:22

法界坊 ―隅田川続俤―

♪しめしめしめた しめこのうさうさ♪
中村座は楽しそうだなああ~
かばんとられたお客さんはその後どうしたろう、と思ったら野分姫の霊からお詫びされたのね。
弥十郎さんの前説(中説?)とかもあってものっそい得をした気分です。

ナマグサ坊主の法界坊は、実は名家吉田屋の若様な手代要助と恋仲のおくみに懸想し、いろいろあっておくみの父と要助を追ってきた婚約者の野分姫を殺します。しかしまあ悪人はやられるもので、吉田屋の忠臣甚三郎に成敗されます。法界坊にそそのかされ要助を怨んで死んだ野分姫の霊と、法界坊の霊が合体し、逃げるおくみと要助の元へ現れる。

あらすじをまとめてみると、なんかシリアスな悪人モノのようですがね、こと二幕目まではもーこんな喜劇でいいんですかっていうぐらいコミカルなものでした。すっげーな中村座。
歌舞伎の黒子や場面転換を逆手に取ったような仕掛けもあります。福助と扇雀がぺたんぺたんと床をひっくり返すと「宮本座敷の場」と書かれているのは実にうまいと思う。頭いいなー

けだもの番頭正八の亀蔵ちゃん(ちゃん付け…)が超きもくて爆笑しました。なんだあの人、面白すぎる。。。気味の悪い野郎だこんちくしょ(by法界坊)
淡路屋(笹野高史)が「この始末~」からのせりふを忘れた(?)らへん、扇雀も笑っちゃってるし橋之助もヒクヒクしてるし、もーナマの舞台は楽しそうでとてもいい。
男役の福助、笹野高史に侮辱されて笑い出すところがものごく艶かしくて怖かった。
勘九郎の法界坊は解説曰く「悪事のデパート」wなのに、なんかマヌケで可愛くて(?)小汚くって最高です。絶対友達になりたくないわー
役者がなんとも粒ぞろい。楽しすぎる。

第三幕はコミカルな二幕目までと違って、長唄と義太夫でかけあう、見た目も実に歌舞伎っぽい舞台でした。
野分姫と法界坊という全く性質の違う二者が合わさった霊を演じる勘九郎、「野分姫」が喋るときに芝のぶちゃん(生前の野分姫)の声がするのでいつ替わったんだ!?とびっくりした。後見で喋ってたのか…!うまいなあ…
しっとり悲しげな野分姫と、「グハハハおくみ~」な感じの法界坊、切り替えしが実に見もの。野分姫に見えるし、女の格好なのにあの法界坊にも見える。
見終わった後、「あ~楽しかったわ!」って帰れる、実にハレの舞台ですね。大当たり!


個人的にいちばんツボだったのが、夏祭浪花鑑のパロディのくだり。
この「法界坊」はそういうちょっとひねった笑いが随所に仕掛けられてて、しばしばあったまいいなーと思いました。
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by lowoolong | 2005-04-15 01:04 | 歌舞伎

徘徊老人ドン・キホーテ


高校の頃、所属していた文芸部で「アフォリズム」というのをやりました。
アフォリズムというのは「金言・警句」という意味であり、「悪魔の辞典」のピアスや「朱儒の言葉」の芥川竜之介なんかがやってます。「煙草を食べたら死ぬかしら」とかね。まあ一言で言えば毒舌キャッチコピーみたいな感じなんでしょうか。この文芸部に入りたいがために高校を決めちゃいましたが(いろいろ痛いなー)全く後悔してません。楽しかったなあ。
そのアフォリズムのなかで、もうビビビっときたのがありました。
「狂人とは自らを正しいと叫ぶ聖者である」
誰が作ったんだっけなあ。顔も知らない先輩かなあ。それとも元ネタがあったのかな?

しりあがり寿の「徘徊老人ドン・キホーテ」を読んで、久々にあのアフォリズムを思い出しました。
新聞紙で作った兜と剣呑な槍を持ち、ぼろぼろの着物を着た老人。
彼と彼の吐く言葉は、明らかな異分子である。耳を貸さず、指をさして笑い、ちょっと顔をしかめただけで通り過ぎていく人びと。
でも、本当はどっちが狂いか。
本当は、どっちが正しいことをいっているのか。
世の中を蔓延する、「なんとなく」な「しかたない」な「いやし」と「わらい」と「欲」のムード。
徘徊する、ボケた、狂いの、異分子の老人はその中で叫ぶ。
「人類の罪で自分の罪が浄化できるかー!!」
やばいです。ズキンときた。

「癒し」というのは、本来の意味はともかくも、いまの使われ方は気味が悪いですね。。「癒し系です☆」と自ら呼ばわる商品はなんとなくアテになんねーなと思う。癒しは悪いことじゃあないけれど、腐敗ともまた同種でしょう。
しりあがり寿は、やじきたで「腐敗の癒し」みたいのを上手に描くなあとおもってたけど、こういう「告発する毒」っていうのもまたガンガンに凄いなあ。痛快。(なるほど「痛くて快い」だわ)
しりあがり寿は漫画というツールと「ドンキホーテ」という中世気狂い老人と、現代の「徘徊老人」をホントにうまいこと使うなー。はまりすぎてて憎たらしいくらいです。
二束三文だろうが買う価値のない(と、私は思う)漫画も沢山あるけど、作家の自己表現する最高のメディアとして描かれた漫画はやっぱ凄い。手塚治虫とか楳図かずおとか。
しりあがり寿のほか誰も、あの絵であの漫画を描くことはできなかっただろうなあ。

老人の槍を拾い、ぼろぼろの紙の兜をかぶり、都会のビル群へ「よし!」と向かっていくサラリーマン。次のページの最後の挿し文、「すべてのドン・キホーテたちへ」
くそー。ファンになってしまった…。
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by lowoolong | 2005-04-14 13:41 | みものききもの

コクーン歌舞伎 三人吉三

「このふたぁりは、………ちくしょうゆぇ」
さすが名に負うコクーン歌舞伎、かっこいい~…、痛~い…!
闇と禁忌、ルージュ・ノワール、そしてブラン!
みおわってから本当に熱が出ました。バカでも風邪は引くものだ。

この話は、三人の吉三の話、というよりも
ふたりとふたりとひとりの話、だと思った。
最初のふたりはおとせと十三郎、
次のふたりはお嬢と和尚、
最後のひとりは和尚、また伝吉。
伝吉から始まった因果の糸が、ふたりとふたりを組み込んで、和尚の下へ集結していく感じ。

最初のほうはいらねーんじゃねーのこの話とか思うとこもあったけど、なんというか全体的にもう細部なんかどうでもイイぐらいカッコいいのでもういいや。
「なんともしねぇ、、もらうのさァ」
福助!凄い!カッコいい!!
ぺいぺいと足で敷布を広げたり、振袖でどかどかあるいたり、やんちゃっぽくていーなあー。他のお嬢吉三もこんな感じなんだろうか?橋之助のお坊との、吉祥院の場での絡みはすごかった…あそこの基色が赤と黒ってのは非常にエロティックですね。もうなんか、あのふたりは言うまでもないんだろうな…
「とめられるより、おら嬉しいよぅ」って、ほんとにお嬢は死ぬことは苦行だと思ってないんだろうな。お坊が「死なねばならぬ」の人であり、お嬢が「生きてたってどーしようもねー」の人であること。役者ってスゲーなー
おとせと十三郎がほんとにキレーで初々しくて可愛かった(泣)親の因果が子に報い――ってなわけで、愛する若いふたりは実は双子。昼ドラよりもドロドロな二人を、実際に勘太郎・七之助という若い兄弟がやっちゃうっていうのはもう、生々しくってやばいなあ…ずるい!
かんたろさん(おとせ役)は凄い役者ですね。並ぶと男役の七之助よりも大きいので「逆の方がいいんじゃ」とも思ったけど、仕草や声や身のこなしがすっっっごく綺麗で可憐。恐ろしい子!(←白目)
伝吉って、極悪因業ジジイってだけかと思ってたけどそうじゃないんすね。弥十郎さまー(泣)

おとせと十三郎、愛し合ってるならほっといてやんなよと思いますが、そういう訳にも行かない和尚吉三の勘九郎。「この二ァりは、畜生ゆえ」の言い方がもう、すごかった…カッコイイぃ
おとせも十三郎も伝吉もお嬢お坊もそれぞれかわいそうなんだけど、すべてに始末をつけねばいけなかった和尚吉三も相当にかわいそうだなあと思う。兄貴というのは、畢竟孤独なものなのかもしれない。最後も、二人を庇うように倒れるしね…

弥十郎さんがもう死ぬほどカッコいいとか(仁侠映画にはまる人の気持ちが判ったよ…)、獅童・助五郎・芝喜松の「三人夜鷹」がいいなあとか、もうきりがないのでやめますが
あのコクーンの劇場で、三人の吉三の結末を見てしまったら、熱が出るだけじゃすまなかっただろうなあ…
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by lowoolong | 2005-04-13 02:00

お遊びなされてくださりませ~

DVDBOXって
総重量3.8キロもあるもんなんかい…
わあー、ちょっとー、届いた喜びと重さとこのところの疲れで熱が出てきましたよ
要するに勘九郎箱です。やっぱり買ってしまった。
特典のアーカイブ映像だけでも凄いのに、一体みるのにどれだけかかるやら。
(舞台ダイジェストとか最近の記者会見とか、「友情」と言うむかしの映画の予告編まで見れます。すごい…。「歌舞伎界のプリンス」と紹介されてた勘九郎に爆笑してしまいました。アーサー王のせいだー)
これにておさらばバイト代。おいでませめくるめく十二夜。(←適当)

とりあえずコクーン歌舞伎三人吉三をみてみました
まず中村勘太郎のおとせ(美人だ…!)と七之助の十三がホント凄い。おとせが十三を誘うとこなんか、ゾッとするほどの色気です。ううわ…この先恐ろしい兄弟ですね。すげえ…
弥十郎さんがもう格好よすぎてどうしていいやらわかりません。何事ですかあの渋さは。困る。参った。どうしよう。
そしてなにより勘九郎・福助・橋之助の三人の吉三の結末を、見てしまったらマジ眠れなくなりそうなので、今宵はひとまずこれぎりで寝ます。てんてこまいです。

ああ…アッちゃんはどうしよう…(でも結局いつか見るんだろうな)
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by lowoolong | 2005-04-10 00:37 | 歌舞伎

勧誘!と、なんか弥次喜多にやられている今日このごろ

サークルに人をいれねばならぬので一生懸命(?)勧誘活動をしておりました。
人見知りなので(そう見えねえと言われますがそれは頑張っているからなのだ)こーいう活動はとっても苦手でちょくちょく精神がおれそうになったりしましたが、なんだろうな、「真夜中の弥次さん喜多さん」を見た後は「気にしない気にしない!」という気分で乗り切った。すげえ私。

まーぶっちゃけあの映画は、「お!ココにこんな俳優が!」とかいう内輪ネタっぽいものがあるので、そういうのに「バカにすんじゃねえぇ」と腹を立てる人には向かないように思います。
エンターテイメントの王者というのは、百人が見て百人とも素晴らしいというものだと私は考えますので、そういう意味ではアレは王道ではなかろうなと思いますよ。私は面白かったからそれでいいんです。

見方が相当偏ってますが、七之助丈が「わあ、この人こんな凄い人だったんだ」というのを知っただけでまずとても楽しかった。さすが中村屋。というか、七之助だから凄いのかな。七之助丈をこうまで集中してみる機会が私にまだなかったからかもしれないけど、なめてました。いいなあ。
長瀬氏もそうですが、彼が弥次さん、喜多さんであることの違和感のなさ。それが、ある種内輪ネタ的な他のキャスト(だって楳図かずお先生とか…毒蝮三太夫とか…)の強烈な違和感と相まって、シュールで馬鹿げてて薄っぺらな世界観を出しているのではないかと。

映画が始まる前にようやく「合本 真夜中の弥次さん喜多さん」&「弥次喜多in deep」を読めたのですが、「死ぬことも生きることも正直そんなに変わんないのかもしんないけど、でもなんか、やっぱり死ぬのは怖いよう」みたいな感じが好き。わたしはそうじゃないのだけれど。
しりあがり寿が映画のパンフレットに書いてた「人間はワカラナイというところからつかの間浮かんできて、またワカラナイっていう中に沈んでいくものかもしれない」ってのを読んで、また改めて人間ってむなしいなあ、なんか寂しくて愚かで愛しくていいなと思った。
あの漫画って、ていうか映画もですが、ほんと鬱度入った視線でみると恐ろしくやるせないものがありますね… また水曜日とかに観にいきたいのですが、笑える笑える~ってだけじゃなくなりそうです。普通のラブストーリーよりも直球的にラブストーリーなのかもしれないし、なあ。


+++
そういや
この映画弟もみたんですが、「あの阿部サダヲの椅子はねーよな」とかいうので
なんのこっちゃと聞いたら風俗で使う椅子だとか教えてもらいました。なるほどねえ。
で、なんで知ってんねや、きさん。
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by lowoolong | 2005-04-05 19:42 | 日暮

真夜中の弥次さん喜多さん

真夜中の弥次さん喜多さん@渋谷シネマライズ

うわ!たのしかった~!
正直、楽しみにし過ぎてたのでがっかりしたらどうしようと妙に警戒していましたが、もー面白かった~!良かった!

弥次さんと喜多さんはホモのカップル、喜多さんのヤク中が治るように一路☆お伊勢へ!って話ですが
弥次さんと喜多さん、ホモとかそういう違和感抜きに恋人同士に見える…これが愛か。すげぇ…。掛け合いの間というか雰囲気が、とても自然でとてもイイ感じ。主演がいい映画は良い映画です、たぶん。
長瀬が暑苦しいウザイ野郎で素敵でした。しかし個人的にマジびっくりしたのが七之助、ヤク中の演技が面白うますぎて怖いくらいです。ていうかもう喜多さんじゃん。すごいなぁ…開眼しました。うん、とにかく良かった。
ギャル喜多さんが超可愛かったです。なんだありゃ!

脇もイイです。特に板尾が最高でした(哀れ…!)妻夫木の使い方にやられました。そうきたか。えーと、勘九郎は何をしに出てきたのだ(笑)
荒川良々はあの使われ方はおいしすぎると思います。良すぎる。
なんかもうバカ!バカ!バ~カ!な映画を想像してたら、ゴツンとシリアスなところはあるしちょっとゾッとするし世界の中心で愛を叫んでる気もするし夢と死と現実と生は綯い交ぜだし、でもやっぱり笑えるしだわでお得感てんこもり(キャーすてき)でした。

宮藤官九郎やしりあがり寿って、心の芯の優しい人なのだろうなあ。
ホントはいろいろアレなんだけどしょうがないじゃん、生きてるなんてしょうがないことじゃん、いいじゃんパッパラパーでもさ、みたいな感じでとても好きです。


+++
追記
どうやら私はゴージャス松野と板尾を混同していたもよう
ごめんよぉ板尾。 離婚もしてないしAVにもでてなかったのね…
この映画は長瀬or七之助orくどかんorしりあがりandその他のファン(板尾ファンとか?)なら楽しめるんじゃないかなーと思いますよ。
おすぎさんは全否定してたみたいですがね。
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by lowoolong | 2005-04-03 23:35 | みものききもの

四月!!

春は苦手です
忙しいしいろいろ決心しなきゃいけないし別れは多いし出会いは目が回るし
人間関係をまた築かなきゃいけないことの面倒くささといったら…
春に散り行く桜より冬へ匂い立つ梅が好き。よくわかりませんね。

今年は授業でも民俗伝統芸能関係ばっかりやりそうです。元々そっちだったけども。
いったん決心して覚悟を決めれば、あとは楽しみ。それが四月。不安も多うございますが。

+++
・今月の「演劇界」表紙は“勘太郎の猿若”でした。中村屋カラーでカッコいい。
二月しちのすけ・四月勘三郎・五月勘太郎ですねー。
それにしてもあんたがたいい加減に仲直りをしやれとry

・演劇博物館
前回書き損ねましたが、十八代中村勘三郎襲名記念コーナー(ほんのちっとだけど)がありました。勘九郎十四歳での「連獅子」のときのポスターとかがあります。絵だったんだ…!こういうポスター、今はもう作んないのかな。イイ感じなんだけど。
先代の「鰯売恋曳網」の似顔絵レプリカが、なんかすごいコミカルな表情で面白かったです。先代はお茄子の絵が上手だったんですね。

まわりの人々が「CUT」持ってきて「ほらほら好きでしょ」とかって、長瀬ともやでもしちのすけでもなくずばり☆勘九郎を指差すってのは…それを傍から見て「ホントに好きなんですね~(呆)」っていうのもなんとも。よいひとびとだ。「こりん星のゆうこりんです☆ミ」とゆーキャラはやっぱり無理だった。四月バカネタだと説明しなければ、新年度早々ただの勘違いバカになるところでした
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by lowoolong | 2005-04-02 06:28 | 日暮