<   2005年 01月 ( 23 )   > この月の画像一覧

歌舞伎モバイル その2


歌舞伎モバイルには着音サービスだけでなく、役者さんのコラムもあって、バックナンバーもみることができます。月額三百円の割には結構面白いし、サービスもそこそこ。


役者さんのコラムは、その人の人となりが伺えてかなりいいです。
かんくろうはあの「ねぇねえ」いう感じとか、そのまま。獅童さんは思ってたより真面目っぽかった。
まあ、あまた歌舞伎役者さんはおるわけですが、そのなかでも、
「俺が左團次だ!」とドスの聞いた着ボイスを提供する市川左團次(じょう;役者さんの敬称)のコラムは超面白かった。

エロ映画に出たいとか、
今月自分の出る演目の筋は別におもしろくないですよとか、
孫の初舞台は喜んでたふりをしてただけですよ、とか

うわーいいなあこのおっちゃん!て感じ。おもしろい。
本文はもっと面白すぎるので、興味があったら有料会員になって読むとよろしい、と回し者のようなことを言って見る。


左團次さんは孫の男寅ちゃんともども、「義経」にでてるっぽいです。
とりあえず注目です。

ちなみに、「おしゃまんべ」の片岡亀蔵さんのコラムも面白かった。着ボイスのインパクトと連動しているのか知らん。。
[PR]
by lowoolong | 2005-01-19 04:04 | 歌舞伎

勘九郎関連のテレビ

…だーかーらー
韓国語をやれよ、おまえはよ!

というわけで息抜きに、以前やってた勘九郎のテレビのお話。
(てか私、いつのまに勘九郎ファンになったのかしら。いやそんなにのめりこんではないつもりだけど… ←説得力まるでナシ)


「大当たり勘九郎劇場」
BS2 多分十二月半ば
うっとこはアナログしか写らない駄目駄目なテレビ環境なので飢えていましたら、なんと学友かつ新選組友達のGちゃんがビデオ貸してくれました。神です。
あ!!!この前あったのに返してない!(最低)今度返しますから!ありがとう!ありがとう!

ええと、上記のようなテレビ環境なので見るの初めてな番組ですが、まあ対談ですわね。
ゲストが局長もとい香取慎吾でした。香取が(あまりの大河のつらさに)すまっぷやめようかと思った、とかいったのでびっくりしました。勘九郎も目をひん剥いてました。
かんくろうが素でネタバレを嫌がってたのがおもしろかった。隊士のお父上、普通に一般視聴者(笑) もっと平助の話をしてやってもよかろうもん…(゜ε゜)

とても面白かったのが、義太夫体験コーナーです。竹本清太夫さんがでてたのね。
研辰→この番組→今昔桃太郎、とみたので、十二月の歌舞伎はもう見所満載でしたよ!
語りと三味線の音に乗って踊るってのは、香取氏も言ってましたが「すっごく気持ちいい」でしょうねー!!ひゃあ。
歌舞伎を見るようになってから、お正月に流れてるチトシャンチトシャンいうあの雅楽(←知識のなさの露呈)をスーパーで聞くたびに、てれてれ足や手を動かしてしまいそうになり大変でした。あたまわいてるんだろうか…


「勘九郎 特別な二人」 フジテレビ 十二月終わり

この番組は前にもみやした。深夜番組なのに(だから?)なんかあっつい番組です。
これも対談、演劇に対する熱いトーク番組ですな。
前回ゲストは野田秀樹でした。そしてひょっこり弥十郎さんも出てきたりしてました。(えへへ)
野田秀樹は初めてのテレビドラマ出演で青くなってたらしいですよ。あの大奥様が…

…ってここまでは前回の話、本題の回は宮藤官九郎がゲストでしたー。
官九郎って名前は、「若いころの勘九郎に似てた」からつけられた名前だそうで。似てるのか?そうなのか?
クドカンがいまやってる「イケニエの人」の映像が流れましたが、クドカンは女形やってるらしい。阿部サダヲとがっつんがつん接吻しててびびりました。大人計画ってこういう芝居なのか…いやどういうのかってわかんないけど。

一緒に見てた弟が「おっさんの目が怖い」とか抜かすほど、勘九郎がアッツク語ってて面白かった。ちょっと酔っ払ってるし。
勘九郎は、お芝居ができて嬉しい、見るひとにも楽しんでもらいたいっていうのがにじみ出るようなお芝居をするのですが(まあそこが好き嫌いのもとでもあろうね)、いいねえ、熱くて。
番組の終わりには、十二月桃太郎の千秋楽の様子も出てました。おとくー。

クドカンの初監督映画、「真夜中の弥次さん喜多さん」は、長瀬ともやと七之助が出るんですが、勘九郎も出るとはしらなんだ。
ていうか、
な に こ の ひ と …!!! (爆笑)

こどもの日の新聞紙で作るような兜かぶって、裸の上半身に変なたすきして、赤と白の提灯ブルマーはいて、
「よるでも、アーサー!」
「ひるでも、アーサー!」


私&弟「工工エエエエ('Д`)エエエエ工工」

なに?何の役?裸の王様?…
とりあえず、すげえへんてこで馬鹿っぽくて面白そうです「やじきた」。
調べてみたらこんなんでました


 勘九郎「夜でもアーサー!」

 七之助「何、ふざけているんですか」

 勘九郎「おまえの映画のセリフだよ」

 七之助「えっ、出るんですか」


↑七之助が嫌そうで笑える。しかしとろろ汁屋のアーサー王って…
勘九郎、五十歳近いのに「ご機嫌だ」とかいわれてるし
[PR]
by lowoolong | 2005-01-15 19:14 | みものききもの

ほ、本田美奈子が

本田美奈子.白血病「復帰楽しみに頑張る」

えええええ!
マジで!?

私がいっちばん大好きなミュージカル「レ・ミゼラブル」を観にいったとき、いっちばん大好きな“エポニーヌ”をやってたのがこのひとでした。
「on my own」という、届かない想いと孤独を歌い上げるナンバーは、がぁんと頭をはられたように衝撃的だった。島田歌穂のエポニーヌ(友達とはカポニーヌと呼んでます)は有名みたいですが、私にとってのエポニーヌのファーストインパクトはこのひとです。
“はりさける”寂しさを感じる歌声だった。同情するとかそういう前に、圧倒されるという感じ。
まだこんなに覚えてるんですよ!もう四年も前(…うわあ!)ですのに!

三月にレミゼに出るらしかったのに、降板だとか。
……がんばれ、ちょうがんばれ。

それにしてもカンニングの怒る人の相方といい、まさにこれから!って人が最近白血病になってしまっておりますね。なんなんだ!
[PR]
by lowoolong | 2005-01-15 15:13 | ニュースとか

歌舞伎モバイル

携帯の歌舞伎サイト「歌舞伎モバイル」からは、すてき待受画像や役者さんの声がダウンロードできます。女性アイドルの着ボイスみたいなもんですか。わぁ最新鋭!(…)

弥十郎さん(ラブ)とか市川團十郎さんとかは「メールですよ」とか「團十郎です」とかなので、やっぱ丁寧だなと思ってたらなんかすごい人がいました。

市川左團次
「うそだぁ~!」
「俺が左團次だ!」
片岡亀蔵
「おしゃまんべ」


…なにがあったんでしょう。とりあえずダウンロードしときました(したのかよ)
福助さんは「メールで~す」や「あっぱれじゃ」でちょっと砕けた感じ。じっさい聞いてみたらあまりにも砕けてて腰が抜けた(笑)

中村屋の着ボイスはなかったので、「なかむらや!」ってェ大向こうを目覚ましにしたら大変でした。
「なかむらや!」「なかむらや!」 「なかむらや!」「なかむらや!」
狂ったように「なかむらや!」まだまだいくよぉ「なかむらや!」…


朝っぱらからバカじゃないの!?(わたしが)って話でした。
[PR]
by lowoolong | 2005-01-14 21:19 | 歌舞伎

平成中村座NY公演「夏祭浪花鑑」 (テレビ放送)

大晦日に放送してた、平成中村座NY公演について。

あんまりストーリーに注目してなかったのですが、かなり大雑把に粗筋を言うと

けんかをしてとっつかまった団七九郎兵衛玉島磯之丈という人(…の親?)の骨折りでようやく釈放されました。その磯之丈が悪者の悪巧みにはまって犯罪者として追われているので、これを見逃しちゃあ男が廃るってんで、任侠の親分釣船三婦、義兄弟になった一寸徳兵衛(&その妻お辰)とともに彼とその愛人琴裏をかくまい、守ろうと奮闘しますが、そこに団七の舅で金の亡者の義平次がからんできて…

…みたいな話かな。とりあえず浪花節。がんがん浪花節。ものっそ浪花節。
義理と人情、心意気!男の面子がたたねぇんだよおとっつあん!みたいな?

いやあ、もう、すげー!!
開演前の様子から放送してましたがね、どことなくチープな感じがする芝居小屋の客席を、開幕前から浴衣姿の役者さんがあるいてるわけですよ。客席まで「なんだなんだこれからおまつり!?」みたいな感じ。前のほうじゃなんか喧嘩とかしてるし、……って勘九郎じゃんか!(なるほど、前説ね)
笹野高史がなぜ歌舞伎に出ているのかよくわからんのですが(好きだからいいけど)、守銭奴義平次な笹野高史は客からバッグを盗んだりして「ギヘージー!ギヘーィジー」とか開演前の解説をしているメリケンのおっちゃんに叱られてました。(笑)

こういう、舞台と客席の境をあいまいにするような演出、大好き。大きな劇場じゃまず無理ですね。

いやあおもしろかったですよ。
弥十郎の釣船三婦のおやびん大好きです。嫁にしてっ
若い琴裏ちゃん(しちのすけ!お人形のようです)といそのじょう(芝のぶちゃん!女の子が男装しているみたいです!)がいちゃいちゃしてるのに当てられて、ちょ…っと目配せする奥さんとのやり取りがたまらなかった。あと、釈放された団七に自分のはいてた褌をあげちゃってから(…すげぇな)、花道で大きく足を踏み出そうとして「おおっとアブねェ」みたいにすそを直すとことか。
好きポイントがなんだか下世話ですねわたくし!
釈放された団七に、床屋の中から声をかける「団七、だぁーんしち!」の声がもう素敵すぎて素敵すぎて。弥十郎さんかっこうぃい~っ
あと、はしのすけのいい男っぷりにびっくりです。やばいよやばいよー(出川)

まあね。なんつってもだ。
兎にも角にも勘九郎です。大阪弁上手すぎ。かんくろーは主役の団七と、磯之丈を国許に送るとかで三婦さんのとこに身元ひきうけにやってくるお辰との二役ですが、お辰、凄かった。
三婦さんの「あんたみてぇに色っぽい女には磯之丈さまを預けられねえな」ってのにはぶっちゃけ「説得力、ねェー!」 とか思っちゃいましたけどね(だってだってだって)、そう言われてみせる、「ええい悔しい、悔しいったらねぇや!」みたいな表情、マジ最高です。あんなん歌舞伎座の三階席からじゃ見えなかろうな。テレビ放送万歳。
こんだけ女の底意地を見せるような表情がありますかい。綺麗な顔がまずいならこれでどうだい、とお辰は顔に焼けた火箸(?)を当てて鉄火な心意気を見せますが、お辰のこの女っぷりはあの表情あってこそ。このお辰じゃなかったら、「なんだこの荒唐無稽な展開は」と置き去りにされるような気がします。
「あたしの亭主は、ここ(顔)じゃなくて、ここ(胸)に、惚れてますのさ」という決め台詞が滅茶苦茶腑に落ちますわ。

団七っつぁんは、琴裏ちゃんを金目当てに売り飛ばそうとした義平次を説得しようと、しきりにとりすがり、振り払われ、それでもなお取りすがり…とやりますが、ここの笹野高史とのやり取りがねえ、もう泥沼というか生々しくってやたらリアルでしたね。あまりに罵倒され、つい刀に手をかける、その「つい」というニュアンスとか、
「ああ殺しちゃうのかしら、ああそうだよね殺さないよね…あ、あ、殺すの!?殺すんだ!!」という手に汗握るような感覚を人に抱かせるのがとてもうまい。というか、天性のものではないかと思います。これを計算してやってるとしたら、それもまた天性の才能でしょう。すごいねどうも。
どっかでこういう凄さをみたな、と思い返せば勘太郎の「決戦、油小路」でのあの表情。なるほどさすが、藤堂平助の親父様……(感服)

沼に落ちてドロドロになりながら逃げる義平次と、髪を振り乱してそれに切りかかる団七。ここらへん、江戸なにわ?の猥雑な悪所の雰囲気とか夜の暗さとか、そういう華やかなものの裏側のリアルをつき付けられたような感じ。見事!

舅を殺してしまってから団七は逃げまくるんですが、なんかそこが面白かった(笑)
家がミニチュアになってて、さしずめ寸法はゴジラの如し?家に乗ったり家を投げたりしてるよ!家が割れたりもしてますよ!
ミニチュアの屋根に団七の人形がちょこちょこ動いてて、それが殺陣をしたりもしてました。わ、笑っていいのこれ


ラストは、もうさすが、ララララララメリカー(ウエストサイドストーリー)なオチでした(←?)
これ、びびるね(笑)
[PR]
by lowoolong | 2005-01-14 01:41 | 歌舞伎

脳内企画の発表は、いろいろ先生につっこまれたりしつついい勉強になりました。
こういった企画がタダでできない理由とか、なぜいつも三越のようなちょっとおハイソなデパートで催されるのか、とか。
じっさい本物の展示は見に行くけど、裏側をちょっとでも知って見に行くてのはなかなか楽しみなことでござんすね。

後の授業では河竹黙阿弥の書誌を作ったり、新年会やったりして。木曜は結構授業の混んでいる一年間だったけど充実。まぁ学校に金払ってなにしてたんだつわれりゃなんともいえないけどね…。
[PR]
by lowoolong | 2005-01-13 22:51

浅草のおねり歩きについて

授業で、何でもいいから博物館等の展示の企画をつくってこいちゅうのがあったので
いま一番興味のあることから「中村勘九郎の世界」みたいなののレジュメをけっこうがんばってこしらえたのですが
(頭が悪いのは承知の上田)


……ほんとにやるのね、二月に。


……ていうかなんで知らなかったんだろう。

………発表、明日なんですけど。
もういいや、これで出しちゃえ。先生ごめんなさい。
単位がこなかったらどうしよう。


「入場料・無料」とか「特別講演・中村勘九郎/ゲスト渡辺えりこ」とか
マジでドリームなこと書いたレジュメですので
かぶる云々の前にまず駄目だろって気もするけど。
あ、どうしようおちこんできた。


さてさて22日には浅草で勘九郎さんのおねりがあるそうで。
聞いたところによると勘太郎としちのすけさま(←なぜ次男だけ)との三人での三番叟もあるとかないとか。
超いきてえ。というか、行きます。きっと。

ある女性アーティストを崇め奉ってる弟に、「勘太郎が好き好きとゆうとるが、携帯の待ち受けを勘太郎にできなくって何がファンだー!」とか「他人なんて気にしてる時点で駄目だー!」とかオタクなお説教ファンの心得を説かれてしまいましたしね。
やだなあ、家族そろって2,5次元ファンですよ(ちなみに母はアルフィー)

もういや!こんなおうち!



あーあ。韓国語が本気でやんばい…
[PR]
by lowoolong | 2005-01-12 23:35 | 日暮

まいにちまいにち

毎日毎日演劇やら歌舞伎やら、もっと日常に目を向けなさいよこの自堕落が!

というわけで、図書館にようやっと課題を片付けに行ったら「演劇ぶっく」を買って帰ってきてしまいましたよという話。「演劇ぶっく」という雑誌は、先月休刊してしまった「レプリーク」よりも高いし隔月刊だけどびみょんやね~とも思わずにも無し。グラビアメインかそうでないかという話ですかね。
それにしてもテレビ誌やら韓国スターの雑誌やらは必要以上に多いくせに(韓国スターほんと…日本の役者を駆逐しないでくださいよ…)、演劇雑誌というのは数も少ないうえに大きい本屋にしか売っていないのが痛い。

つうか、一般的な唯一の歌舞伎専門雑誌「演劇界」と勘九郎は仲悪いんですか。なんでカラーグラビアがないのだろう…まあどっちがアレにしても益体のないことでしょうが。大体「演劇界」、劇評あれだけであのしょぼんなボリュームで1600円って…昔の「演劇界」は結構面白かったけど、あまり買う気に離れない雑誌でございます


さて「演劇ぶっく」、
今月の表紙は三谷氏。でもってわたしの購買理由は走れメルス特集があったからでした(たーんじゅん) 深津絵里ちゃんやかんたろさんの舞台写真やらインタビューはきゅんきゅんしますね!野田さまの女装写真はちょろっとしか載ってなくて残念でした。

それにしても新選組!にでてたひとが満載なことといったら。古田新太に中村勘太郎(走れメルス)、高橋一生(※容保公の弟/歩兵の本領)山本耕史(リンダリンダ)、堺雅人(喪服の似合うエレクトラ)、田中哲司(※松本良順/城)、中村獅童(丹下左膳)、えーと、作者とか。たしか遊女役で出てた平岩紙ちゃんもそうですけどね。
三谷氏が新選組!総集編について語ってて面白かった。総集編に全然出てこなくても話の通じる捨助(中村獅童)について。
「捨助のカットだけを繋いだ捨助編見たいのがあったんですけど時間の都合でやっぱり流せなくて、ナレーションで「捨助さんがなぜここにいるのか、一言では語りつくせません」というのを入れたんです。僕はあまり自分の書いたセリフでイイ!と思わない人間ですが、このセリフを思いついた時は嬉しかったですね」
 と、まあ要約しているようないないようなまとめ方をするとこんなことを言っていて、総集編をみていたときのあの「やられたー!」な絶妙な肩透かし感はやはり計算されたものだったのだな、と思った次第でございます。

山の手事情社や、浅草歌舞伎の片岡愛之助・中村七之助対談なんかもあって、結構ラッキーでした。それにしても七之助、今週?の婦人公論の表紙ですがまじで綺麗ですね…


帰ってきてから、NHKの「鼓の家」を偶然に見た。(つつみ、って変換で出ないんだ…!)
能と歌舞伎のお囃子(太鼓)の家のドキュメント。編集が面白かったです。やっぱり歌舞伎というのは総合芸術だなと思ったのと同時に、あまり興味のなかった能も一度観にいこうと思った。カッコいいかも。
[PR]
by lowoolong | 2005-01-09 00:21 | 日暮

2004年大河ドラマについて

映画・ドラマ

大河ドラマは毎年毎週だら~~ッと見ている家系ですが、去年は面白かったですね。
つっても、夏ごろまでは通年どおりまともに見てなかったけど、八月あたりからはすごかったですよ。大河を自主的に録画するとかマジありえない。うちの爺さんはテレビが趣味なので(さすが血縁…?)、毎年毎年大河も録画してるありえない爺さんなんですが、今年ほどそのスキル?が助かったことはありませんです。

なんつっても、オープニングが超かっこよかったんですね。
ジョン・健・ヌッツォ!
ジョン・健・ヌッツォ!
ジョン・健・ヌッツォ! …高らかに呼びたくなる本当にいい名ですねこのひと…
ヌッツォの歌が響く中、町を駆け抜ける半透明の隊士。ああ、昔は、今もあるここをあんな人たちが駆け抜けたのかなあと思わせるような。かんがえてみれば幕末って結構近いんだわ今と。

ホンが面白かったんですね。
三谷幸喜は、わたしにとって「脚本家といったらまずこのひと」だったのですが、やっぱり面白かったです。そっと織り込まれてる小ネタが好き。「王様のレストラン」はかなり昔のドラマですが、いまだにわたしの見てきたドラマの中で最高のものだと思います。
喜劇作家が書く悲劇ってのは残酷だなあと思った次第。涙よりも笑いをとる方が、ほんとはずっと難しいんですよ。

役者さんがよかったんですね。
若いし。上手い人が多いし。レギュラーは勿論ですが、脇役なんかもう充実しまくりです。(福助の帝とかね←またそれか)
捨てキャラがいないのもいいところです。一人一人がちゃんと書かれている。
まあその中でもわたしが一番やられたのは、レギュラーの中でも前半のほうは影の薄め…?だった「藤堂平助」くんこと中村勘太郎さんなんですがね。結局それかよ。

 藤堂は新選組(幕末京都における佐幕派武装警邏集団)の幹部の一人で、八番隊の組長だった。戦いではまっさきに飛び出していくので魁先生というあだ名があり、永倉、沖田とともに新選組の四天王ともよばれた。やがて参謀の伊東とともに離隊、御陵衛士となる。その後、伊東を暗殺した新選組に京の油小路で斬殺される。

 ↑史実と言うか、よく言われている一般的な藤堂像はこんなんです。なんかけっこう波乱万丈な人生をたどっているのに「燃えよ剣」とかではイマイチ印象が残っていなかった。まああの小説は新選組の残酷な面もたっぷり書いているので、そこに反発した一般的な常識人というイメージはありましたが。
このドラマにおける藤堂平助は、「沖田の親友で、伊東の門弟で、真面目で健気で一生懸命ないい子だけど、ここ一番にはやりますよ!」って感じでした。新鮮。 
このドラマでも藤堂はやっぱり史実の通り、仲間と斬りあって死ぬという壮絶な最期を遂げます。大事なのはそれが「昔の仲間」ではなくて、立場が違うだけで「今も仲間」という書き方であったこと。そして、「それでもたちむかっていく」という藤堂の視点です。
伊東、藤堂の死を描いた「決戦、油小路」は個人的に殿堂入りです。いろいろ矛盾はあるたぁおもいますが、そんなことはもういいやと思うだけのパワーがありました。
「泣けた」のではなく、正直それほど構えてなかったのに「泣かされ」ました。


とにかく、中村勘太郎さんはよかったですよ。もうね、「藤堂平助といったらこのひと」になってしまいましたね。単純ですね。でも、どっちかというと「三谷幸喜の藤堂平助といったらこのひと」だろうか。他の作品では藤堂像は違うのでなんとも言いがたいですけど。
ことに「油小路」の回、あんなに迷ったり悩んだり決意したり途惑ったりがくるくるする演技ってのは、喜怒哀楽のそれよりも中途半端で微妙で難しいと思うんですが見事でしたよ。すばらしい。そしてめっぽうカッコよろしかった。あんなにカッコいいとは不覚にもそれまで気付きませんでした。


「新選組!」はですね、通年の大河と比べたらもう段違いに面白かったです。ただ、それは過分に三谷幸喜という人のテイストがかかっているドラマであり、大河という「歴史!スケール!時代劇!」という楽しさからは違う次元のものかもしれないので、同列に比べるものかどうかはわかりませんが。
だからか、結構「えーこの展開は納得できんなあ」とかもあったけど、それでもずっと見続けるだけの魅力とパワーを持ってました。
(勘太郎の父ちゃんの勘九郎はわたしの好きな役者さんですがね、彼が出てた大河「元禄繚乱」は、一話見通すのが辛かったからね!なんかテンポがはげしく合わなかった。展開云々を語る前に。「武蔵」とかはもうほんとありえなかった…)
かなり前だけど大河で面白いなあと思ったのは「秀吉」かな。未だに、秀吉=竹中直人イメージがついてます。


さて、もうそろそろ今年の新しい大河「義経」がはじまりますね。
どうなるんですかね、滝沢。
石原さとみちゃんは静御前をやるには色気がたらなすぎだと思うがいかがなものだろう。
歌舞伎では狐になっちゃう(←語弊)佐藤忠信という人が気になるです。
[PR]
by lowoolong | 2005-01-07 15:57 | みものききもの

湯島天神+地元三社

2005年、あなたの初詣スポットは?

そういえばCATSを観にいく前に湯島天神へいってきたのでした。
湯島でいまからもうなんと三年前…になるのか?、おお、に大学合格祈願のいろいろなグッズを買ったのです。おかげでたぶん私の性格に一番あってる大学学部に合格させていただいて。
本当ならまっさきにお礼参りにいかなきゃいけなかったってのに仇なことで、ようやくあのときの諸々グッズを納めることが出来ました。湯島天神は梅の花がすごい綺麗なので、そのころまた来たいもんです。

初詣といえば半日で三社をまわるといういつものコースを今年もたどることとなりました。
そのなかで有名なのってたら辛うじて寒川神社だろうか。別に有名じゃないか。
あそこで風物詩のように屋台の寒川うどんを食べて終わり。あれを食わんと年が明けた気分にならない。
弟なんかはおおみそかの八時ごろ家を出て友人と鎌倉の八幡様にいったらしい。げんきなこっちゃいな。
[PR]
by lowoolong | 2005-01-07 02:12