カテゴリ:日暮( 31 )

グロテスク ということ

最近感じた「グロテスク」なできごと。

わたしは相変わらずぐてぐて生きつつお芝居やステージを見にいったりしていまして
先日は「お笑い」を見に行きました。
初めて出会ったお笑いの舞台は、わたしのお目当ての芸人さん以外の方々も皆面白く
ステージと言うのは素敵だなあと思ってほくほくしたのですが、
その中で非常に不快な体験がありました。

歌舞伎座やその他観劇の舞台ではまず、お客が舞台の上の人に向かってアピールをするというのは珍しい気がするのですけども、まあアットホームな会場ということもありリクエストには手が挙がり声もかかり(わたしもしたさ)交流具合は2.0とはいわぬまでも1.4くらいはあったんじゃねえの、っていう感じでね。
あーなるほどほんとに舞台は生き物だと感じていました所、近くにいたジャリガキが、一際でかい声で芸人に言いました。
「帰っていいよ!死ね!」と。――多分、ウケ狙いで。目立つために。
ぎょっとしてそちらを向けば、かの子どもの隣には母親がいました。いさめるでもなく、それに笑って。

なんなのそれ?
友人に後日その話をしたところ、「お笑いは目立ってなんぼなのでは」といわれました。
さらに、なんなのそれ? です。

かのジャリガキは、そして親は、
彼が子どもだからそんなことを言えば更に目立ち、許されると思っているのか。相手が芸人だから、それは「弄り」であり「卑下」にはならぬと考えているのだろうか。
何を勘違いしてんだろう。
そんなカテゴライズで己を特別だと思っているような人間は、いずれ「金を払えばなにをしたってよかろうもん」とか考えるようになるのではないか。ぞっとする。そういう風に思うのでさえ、カテゴライズだとは思うけれど。

わたしはマナーやモラルというものは、聖人君子の潔癖ではなく、ただ単に他人を愛し尊重するための心得だと考えます。難しいものじゃあないけれど、だからこそ自分じゃ間違ってることに気付きづらいのかな、とも思う。性格と同じように、個人差だから。

だからわたし個人の考え方をのべましょう。
あの親子のしでかしたこと、それは侮辱だ。
笑いのプロの前で、素人がウケを狙おうとして過ちを犯すことを、わたしはどうしようもなく愚かだと思うのである。
恥を知れ、ばかもの。


あの子どもとその母親の得意げな顔は、最近稀に見るグロテスクなものでした。
舞台の上で、一瞬動きを止めた芸人の素の表情も。
笑いと言うのは、怖ろしいものです。
マナー・モラルが二の次で、あんなにセンスのない人を傷つける言葉が「笑い」の本質だというのなら、わたしは一生そんなものは分からなくてよい。
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by lowoolong | 2006-09-29 00:47 | 日暮

カラオケ

に、ものっそい久しぶりに行って来ました(*゚∀゚*) 
千疋屋にも行って来ました(*゚∀゚*)!

思わず顔文字を使ってしまうほど楽しゅうございましたがしかし、好きな唄と歌える歌はやはりちがいますね。
私の持ち歌は石狩挽歌です。北原ミレイでオンボロロでオタモイ岬のニシン御殿です。
最後のほうはミュージカルの曲しばりっぽくなってましたが
「オペラ座の怪人」の怪奇っぷりと「レ・ミゼラブル」の激動っぷりに感動しつつ楽しく過ごしましたことよ。友よありがとう。
レミゼの曲もっと入んないかなー。英語でも。

・今更ながら、U.N.O.BANDのミュージッククリップがみれて嬉しかった。
カンニング竹山さんといつもここから山田さんがかっこよすなあ。笑。

いつもここからといえば、「アルゴリズムたいそう」がカラオケに入っていて大笑いでした。
誰が歌うんだろう。でもとりあえずきいてみたら、ちゃんと
〈山田さん〉「アルゴリズムたいそう!」
〈菊地さん〉「アルゴリズムたいそう!」

とはいっていたのでまたもや大笑いでした。
なんだなあ、すげえなあピタゴラスイッチ。もしかしたら「フレーミー」とかも入ってたのかな。フレーミー♪フレーミー♪しかく♪い犬♪
NHK教育は時々可愛い上にすごいことをしでかすので要注意だ。
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by lowoolong | 2006-05-30 00:05 | 日暮

You may kiss the bride♥

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花婿Geeeeet!!!
エミリーさんご満悦


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ビクトリアもゲットしました。あっという間に三角関係です
こういう修羅場にはやっぱりあれですね

<「こ、この泥棒猫!!!」

歌舞伎の「二人夕霧」だと「三人で暮らそうぜイェイ」となりますが
まあ普通は無理です。がんばりましょう


***
とか遊んでいる間に卒論の先生も決まったりして
ああああもう勉強もあれやこれやもあああああな日々です

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by lowoolong | 2005-11-30 03:20 | 日暮

復活

パソコンをいじる暇もなかった二週間から生還いたしました
もう泣き癖がついてしまって泣き死ぬかと思った…(←うざい…)
あげく、ブリッジしながら大笑いとかしたので、横隔膜やら腹筋やらがてんやわんやでした
まじできついからやってみるとよいです

何をしてたかというと、二週間で一から舞台を作り上げるワークショップに参加してたのですね。
非常に贅沢な経験でした。
舞台人というのは、そして古典芸能とはすごいもんだ…
日常に戻るのに結構時間が必要でした。
この世には本当に凄い人が沢山いるわぁ。

てなわけで、日常に戻るのが面倒くさかったりして
わたしが外人の俳優さんの中で一番好きなジョニーデップ主演の「チャーリーとチョコレート工場」とかを見ていました
おとぎ話は訓話的なものが不可欠ですが
ここまでフォローがないと笑えますw
ウンパ・ルンパが凄かった。


+++
しばらく歌舞伎がみれないでキリキリしていたので
これからばんばん観にいってやろうと思います
しかし九月は間に合うだろうか
映画とは随分違うであろう弥次さん喜多さん(笑)は見て見たいのですが。
平家蟹がよかったとききました
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by lowoolong | 2005-09-19 22:46 | 日暮

復活ー

どうにも妙な夏バテは
結局とことん終戦記念ものをみるとか
衆議院解散じゃん とか
八十年代の少女漫画を読み漁ることとか
そしてやっぱり歌舞伎と、観たあとの銀座ライオンでのビールで
どこかへいってしまいました。
すばらしきかな黒ビール!弱いけど!
やっぱり、適度に忙しくないと人間は駄目ですね。

各感想
・「終戦のローレライ」は著者の今のところ最高傑作だと思う。マーべラス!!
 福井晴敏は作を経るごとにレベルが上がっている。すごいぞ
・小野田少尉のドラマ、獅童さんちょっと良いじゃないっと思った
・今度が初めての選挙だわっ にしてもこんなんに“刺客”とかって…どうなの
・やっぱり名作だった…→「日出処の天子」
 マリア様が以下略とか読んでないでこれを読め→「櫻の園」 

歌舞伎は別記するとして
とりあえず、「蝶の道行」が火曜サスペンス劇場のよう(?)でびっくりしました。
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by lowoolong | 2005-08-16 04:08 | 日暮

ぬあぁ

七月中旬の体力的夏バテがモツァレラチーズとトマトで奇跡的回復を遂げてから二十日あまり、
今度は精神的な夏バテがデフレスパイラルの如し

なにかあるとすぐに夢に出てくるという小学生並みの脳のスペックでは
この時期に戦後六十年記念番組とか蛍の墓とか
終戦のローレライとかは
重すぎる感があります

…貧弱というか単純というか、まあ馬鹿なんだろうけど…
どこか神社や寺でも見てこようかね
それか人工が加わっていないどこか。
そんなもん、とりあえず日本のどこにもなさそうだけども。あうー

とりあえず、半月後広島に行くまでには
回復していると良いのですがね。
まあそれまでには歌舞伎も観に行くし、大丈夫かな…



***
あーそうだ
頑張れ甲子園、ていうか我が母校よ
初戦逆転突破おめでとう
あんまり野球に熱くなくてすいませんね 愛校心はあるのよ
私の受験時も甲子園に行ったんだよなあ… 遠き日々よ
オレンジジュースで胃をやられたことと、暑かったことばっかり思い出されます
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by lowoolong | 2005-08-09 10:53 | 日暮

またひとつ

年をとった。

なんかぐだぐだと年をとってしまった
二十一年前の今日も暑かったらしく
ビールが呑みたくてたまらなかったとドランカーの母は言っておった
うーむ…

ビール党じゃない私も
今夜は家族とビールを呑みましたよ。
なんか ちょっとすげえよな時間って、と思った。

時間だけ過ぎて成長してないのは本当に申し訳ない限りで
いい加減がんばらなきゃいけないんだよな、と
たぶん去年思ったことをまた思った。


***
そいでもって、そんなわけもあって
教育で放送していた六月の「新口村」に
またうるうる泣きそうになっていたというわけです。
あの「名乗って出よー!」「!」「今じゃない今じゃない…!!」ってところ
劇場で爆笑した覚えがあるんですがね。素敵だ歌舞伎…
ビデオ入ってた日は客席がそんな雰囲気じゃなかったのかな?
仁左衛門さいこう……!
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by lowoolong | 2005-07-31 22:00 | 日暮

活字に少し飢えていました

小学校とか今思うとどうしてあんなに読書感想文が嫌いだったんだろう
たぶん強制ってのがヤだったんだな。「戦争は、やっぱりいけないことだと思いました」みたいな。あたりまえだァばかー

というわけでようやく夏休みです
遊んでばっかもいられないけど これはまあもう仕方がない

最後のテストで「巻物の特徴について」みたいのがあって
「古来から云々かんぬん~現在でも、家系図などに利用し得る」とか
すげー余計なことを書いてしまった…見たこともないくせに
どこの犬神家だね君の家は 
(三世代以上前は染物屋だか農家だかみたいな)

あれ?犬神家は農家だっけ?
もうどうでもいいや 減点だ減点


***
おっと 上記のようなタイトルな以上
昨日おとといあたりに読んだ本をおいとくことにしませう


亡国のイージス 講談社文庫

福井 晴敏 / 講談社
ISBN : 406273494X
弟が軍事おたくに片足を突っ込んでるので借りてみましたよ

「我らは亡国のイージス。偽りの平和に侵された民に真実を告げる者」
んが! かっこいいー!(って、この台詞に心酔するのはどうだろうか)
国防とはなにか、そもそも国とは何か、守るとは何か。
福井氏えれぇマニアックですね。軍事ものではこのくらい普通なのか?いやいや
そんなオチかよと思わぬこともないけど、面白かった。
わたしは寺尾聡さんが大好きなので、映画もとても楽しみです。金かかってんな。

桜姫

近藤 史恵 / 角川書店
ISBN : 4048733362
「歌舞伎役者の娘・笙子は、過去、幼くして亡くなった兄の音也を自分が殺したのではないかという妄想におびえている」という

一言で言えば:なんだコレ
説得力求心力魅力に欠ける。うーん?好みじゃないってだけでもないと思うよ
必然性のない「歌舞伎」のキーワードを抜いたら中身もないです、みたいな。


彩の舞人―新羅花郎伝承

石原 郁子 / 光風社出版
ISBN : 4415087221
若い歌舞伎役者とその付き人のお話

「花に舞う鬼」と似た傾向。しかしなんでこーいうのは殿方同士のいろいろばかりry
「新羅花郎」という架空の舞台作品がキーですが、
そんな条件がなきゃできない主役って… 神がかりすぎじゃね??
出てくる登場人物がほぼみんなさっぱりしてて読んでいて気分がよかった。
(あれかなーやっぱ私「花に舞う鬼」好きだったのかなーとか考えてしまう。何故だ)


***
やれやれ。いまは、合間に「姑獲鳥の夏」を再読しつつ赤江瀑を読んでいます
相変わらず偏っております
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by lowoolong | 2005-07-28 01:05 | 日暮

ハングー

例えるならばのんびりした町の光景を描いた長文訳 (はんぐる)
初っ端の“町外れ”を“機動隊の”とまちがえた

辞書を引いてこの破壊力
プラス焦りによる見当違いの推理力(not語学力)も多分に加味され
隣国の片田舎でとなり町戦争が始まってしまいました。もうしらねー


ああ
歌舞伎の ちぃちぃ・どんたか・すったっぽ みたいなテンポが異常に恋しい。
いかんなあ、こんなに中毒性があるとは思わなかったよ♥ (現実逃避)
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by lowoolong | 2005-07-12 14:47 | 日暮

はーい

一年間で二回くらい物凄く自分が嫌になる季節がやってまいりました。
もういい加減 ハングルは いいよ… キムチとか何とか三年間もやってられないわ

いろいろ終わったらその日が『十二夜』観劇なので、それまで頑張ることにいたします。
わたしは沙翁が苦手なのかどうなのか
「ハムレット」の戯曲の一行一句にムカムカイライラしてどうしようもなかったんですが
(なんか古風で堂々巡りで悲壮ぶってて鬱陶しいうえどーでもいいよ みたいな)
さて「十二夜」はどうなんだろう。

蜷川氏、テレビで「歌舞伎役者は文学を身体で埋める」と言っていたのが
なんだか凄く納得できる表現で
やっぱすげーな、と思った次第であります。楽しみ。
にしても、歌舞伎で(しかも歌舞伎座で)蜷川でシェイクスピアなんてもの凄い企画だと思うんだけど、その割にプッシュが少ない気がするのは気のせいだろうか。



***
沙翁→沙吉比亜 より
すごい当て字
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by lowoolong | 2005-07-10 22:24 | 日暮