2005年 04月 16日 ( 1 )

小野梓記念講堂こけら落とし講演

早稲田大学というとこにはもともと小野梓記念講堂というものがあった(らしい)んですが、このたびまたあたらしく、大隈講堂の脇(?)に小野梓記念講堂ができました。地下階の、小劇場風の講堂です。早大の先生の話では、今後法学部はここを模擬裁判場として使うとやら…(ベニスの商人が地でできるな)
まあ私などは関係もないわけですが。

ってなわけで、こけら落とし公演のひとつとして行われた「講談・落語の技法と楽しみ」っちゅーのを見て参りました。タダだし。
しかしいろいろおもしろいことをやる大学じゃわい

落語は桂籐兵衛の「紺屋高尾」、講談は一龍斎貞水(人間国宝)の「鼠小僧~汐留の蜆売り」
私はナマで落語や講談をきいたのは初めてですが、いやすごいですね舌芸というのは。噺家がちょいと向きを変えりゃ何人も登場人物が見えてくる。背景がなくても染物屋やら遊郭やら雪のちらつく汐留やらにみえてくるってんだからたいしたもんだ。

「紺屋高尾」、いい話だった…「笑いというのは畢竟他人の犠牲の上に成り立っている」などと言われますが、最近のお笑いブームのそれっていうのは毒ばっかかもな、と思った。ほっとする、可愛くっていい~話でした。
桂藤兵衛さんは八代林家正蔵の弟子、ってえことはこぶ平のおじいさんの弟子だってことでいいんだろうか。落語界もいろいろ襲名だなんだと盛況ですねえ(十四万人だってさ、ちょっと悔しい)

「鼠小僧~汐留の蜆売り」
「盗みはすれど仁義を守り、富めるを貪り貧しきを、救うは天下の~稲葉幸蔵~」
ってのは野田版鼠小僧の「稲葉幸蔵」の台詞ですが、その鼠小僧もののひとつらしい。
鼠小僧の親分がカッコイイ…渋い…蜆売りの子供も船頭のひょろ竹も同じ人がやっているのにふしぎなものです。凄いなー
しかし「続き物」という形はなかなかもどかしいところで終わってしまうものだ。それからどうしたんだよ鼠小僧はさー

昨今は大学落研のひとがすぐ落語家・噺家になっちゃうので困ったもんだという話もありました。そういうもんなのか。
こーいうのはスズモト演芸場とかに行けば聞けるもんなんでしょうかね。ちょっと興味がわいてきました。

*俺の 俺の 俺の話を聞け~
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by lowoolong | 2005-04-16 19:15 | みものききもの