2005年 01月 24日 ( 1 )

寿新春大歌舞伎 

1月22日夜の部。c0022251_15331743.jpg
なんと
最右列とはいえ、前から三番目でした…!あわわ!

こんないい席で見るのはあとにもさきにも……ってこれだけじゃいやなんだけど、そうそうないことです。女形が出てくるたびにふわーっといい匂いがした(気がする)んですがありゃ香水かなんかの匂いですかね? うっとり

演舞場は歌舞伎座に比べて随分客席がこじんまりしてるなあという印象。ってか、入場口が狭くって笑える。
歌舞伎座でも売ってる「もなかアイス」、百円高い演舞場のアイスのほうが美味しかった。

三演目の中では「鳥辺山心中」が一番好き。
えびさまもとい市川海老蔵はやはり水際立った美しさ。いい男とはこういう人を指すのだろう。ほんと、江戸歌舞伎の花形役者というイメージそのまんまです。うーむ。
相手の菊之助について、後ろのなんだか賑やかなおっさんたちが「前から見ても普通だけど、後姿はむしゃぶりつきたくなるな!」とか言ってた(笑)
えびさまときくのすけのカップルは、若い・きれい・叙情的、ってかんじでもう見た目が最高ですな。このはなしにぴったりのはまり役だと思います。
こと菊之助、廓に上がりたて(十六七くらいなのかな?)の、若いというよりむしろ幼い女の子の純粋さがよく出てました。「わたしはやっぱり不幸だわー」っていう不幸になりたがりな感じとか、最初に優しくしてくれた男以外、この世に男はいないんだという女郎にしては一途すぎる考えの堅さとか。いちずー
海老蔵の「半さま」、友人の弟を切り殺した時点で、いや多分そのもっと前から、このまま生きてはいられないという覚悟があったように見えました。
「ゆこうか」「あーいー」の二人の声が耳に残る。あと、浄瑠璃さんの声がすごーくよくてうっとりです。
花道が見える席でほんとよかったなー!

歌舞伎舞踊の「六歌仙容彩」は、……尾上松緑がかわいーというのと、菊五郎がすげーというのと、岡村研祐改め尾上右近がかわいーという印象。
浅草お練りで疲れていたこともあり、ちょっとうとうとしてしまいました
別に踊りだから意味とかわからんでもよいんでしょうが、イヤホンガイドつけてたた親が楽しそうだったのでわたしも借りりゃあよかったなと思いました。
今まで見てきた歌舞伎舞踊が、「吉田屋」や「阿国歌舞伎夢華」「身替座禅」とストーリーが分かりやすいものばかりだったので、まあわかんねえこともなかろうとおもってたけどよくわかりませんでした。玉三郎舞踊集のビデオでは「鷺娘」「鏡獅子」「京鹿子娘道成寺」「お夏狂乱」「楊貴妃」とか見ましたが、あちらは解説読みながら見てたしね… 

「御所五郎蔵」
二幕目一場、もう穴が開くほど福助ばっかり見てました…(ダメダメです)
福助丈は今月、歌舞伎座と掛け持ちらしくて随分疲れた様子でしたが、やっぱり好き。ちょっとふにゃふにゃした喋り方とか、ふっくらしてるのにすんなりした体つきとかもう大好きです。超かわゆい。
わたしこのひとにだけはとにかくメロメロです、お化粧のりやしわがよく見えてしまっても無・問・題☆ 足の裏まで色っぽいわー
って、これじゃあ菊之助にむしゃぶりつきたいおっさんたちを笑えません。

この話はあまりにあんまりなのでストーリーが納得できぬ。御所五郎蔵と星影土右衛門(ガラスの仮面のような名前…)どっちが好きかといわれりゃ星影です。だって五郎蔵、奥さんにお女郎させといて、愛想つかされてほかの男と一緒になるとなったらば、夜道で待ち伏せして切りかかろうたァ一体どういう了見ですか。そして女房の考えを察しなさいよ。わたしゃべつに女性論者ではないですがね、これじゃああんまり皐月と、皐月に間違われて殺された傾城逢州が可哀想ですよ。むぅ。なんだよう、女に手を上げる男は最低なんだろーばかー
それなのに五郎蔵あんなかっこよさげだしさ…!団十郎さんは口調がいいっすね。
あれか?男はこんなにバカなんですよっていう逆の視点ですかね。

しかしまあ、春宵の花町の様子とか、星影&五郎蔵の衣装(こと五郎蔵側の手下の着物、いなせなことといったらないです)、福助もとい皐月ちゃんと逢州ちゃんの花魁姿、もう綺麗であでやかで凄くいい。
あの花魁の頭、ものっ凄く重そうですね。「吉田屋」の揚巻のかつらと似てますが、揚巻のほうは櫛が三本、かんざしが十八本ささっているらしい…すっご! かんざしとか全部とったら、フォルムがミッキーマウスみたいになりそうです。不思議な髪型。どうやって結ってんねんな 
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by lowoolong | 2005-01-24 15:40 | 歌舞伎