銀座文具店

先日は午後から一日暇だったので、銀座をてけてけ歩いてきました。
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銀座ってぇとわたしは以前NHKの金曜時代劇で放映されていた「からくり事件帖~警視庁草子」なんかを連想しますが、あのドラマは面白かった。明治になってレンガ造りの家を銀座に軒並みつくってみたはいいけれど、冬は寒いしすきま風はびょうびょうだし、誰も住まねえよこんなもん、みたいな話があったような気がする。山田風太郎の原作にあとであたってみたら、こっちはもっと大衆小説風で面白かった。

さて。
地下鉄銀座駅のA2口を出てすぐに、鳩居堂(きゅうきょどう)という店があります。
和紙に千代紙、便箋封筒、書道道具にお香など、“わが心の江戸”をくすぐるような文具屋…てか、紙屋?c0022251_16133466.jpg
鳩居堂特製の一筆箋や便箋なんかはシンプルかつ可愛らしくていい感じ。その「鳩居堂」のロゴがはいっているのがいいのよってのは、古今東西かわらぬブランド根性ってやつですかね。それが粋ってもんですかね。
店内全体にお香の匂いがしてて気分がいいですが、しかしなんだろうあの人出は。マダムな方々で月曜日だというのに随分込んでいました。バレンタインだからって関係なさそうだしなぁ

鳩居堂から松屋銀座に伸びる通りを、松屋を通り越してなおもちょっと歩くと赤いクリップの「伊東屋」が。
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こちらは鳩居堂とちがって、本屋で言うところの紀伊国屋のような、とりあえず「文房具なら俺に任せなッ」みたいな文房具屋ですな。ビル全体が文具屋なんていいねえ。
ガラスペンなんていうすてき文具の誘惑から逃れるのが大変だった。前につかったことはありますが、紙に引っかからずするする書ける、とてもイイ感じなペンです。しかしインク壷を倒したりペン先を一発で破損させる恐れのある粗忽者には地雷。

ふたつのすてき文具屋で書く当てもないのに一筆箋とか買ってしまったのでこれから書く相手と内容を見つけようと思います。

その後、銀座の吉野家に行った。「きっとこれは、鶏肉と御飯と照り焼きとわたしへの冒涜なのだろうな」みたいな当店限定の鶏の照り焼き丼を食べてしまってささやかに落ち込む。c0022251_16322288.jpg
さよなら360円。しかも数歩歩いたら安くカツ丼を出している店があった。ちきしょぉー
つーか、吉野家に行くのだったら2月11日に行けばよかったのに…(いつもはずれ玉を手にする家系なの)
銀座に着てまで吉野屋に行くことはないと実感しました。行く前に気づけだよな。

松竹の図書館で、中村屋兄弟初舞台の筋書きを読んでにまにましました。閉架式というのは気恥ずかしいものですな。自意識過剰でしょうけどね。
一昔前のパンフレットって、インタビューのところがかなりミーハーで面白い。なんつうか、どうしてそこを抜粋するんだろう、みたいな。
勘三郎のじじんちゃまは「きょうはジャンパーで来たのですよ!」とかだし。どんなリアクションをとれというのか。それにしても「来たのですよ!」か…来たのですよ…ですよ…!(←ツボ)
いやー、ちびっちゃいかんたろさんとしちのすけ、よいなあ。中村屋のお弟子さんが昔の本で七之助をたべてしまいたいと言ってたけどね、しかたないねこりゃ。にしても兄ちゃんは七之助に似てなくてこりゃまた、…可愛いねぇ~♪(たぶんGとか凄く好きだと思うこういう子)
福助は当時児太郎だったのですねー。橋之助も児太郎もやたら素顔写真が美男でした。

さて、もう時間は十六時でございます。
歌舞伎座は昼夜の入れ替えの時刻、いつみても見ものの混雑っぷり。
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夜の部は「じいさんばあさん」「野崎村」「二人椀久」
さてさて。“人間国宝揃い踏み”という「野崎村」が楽しみです。
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by lowoolong | 2005-02-15 17:04 | みものききもの
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