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オペラ座の怪人



  Angel of music hide no longer,
  secret and strange angel...♪



やばいなあこれは
劇団四季海劇場の「オペラ座の怪人」を十一月頭に観にいきましたが
今回は今年一月封切りだった同作の映画版を借りてきてみてみました
普通のDVDプレーヤーだとフリーズしちゃうのにPCなら大丈夫だった。妙な仕様だ。

英語のリスニング能力がない私も
やっぱりミュージカルは原語のほうがいいなあと思います。日本語はどうも無理が…むう
とにかくこのミュージカルは、音楽と舞台装置が素晴らしいですよ
あの地下水路から浮かび上がる蝋燭には鳥肌が立ってしまった。ああ。

映画はこれまた素晴らしいです。現在から過去へオペラ座が燃えるように美しく変わっていくところとかは、まさに映画ならではだと思います
(仮面舞踏会のシーンは舞台の方が色の洪水って感じで派手派手で好きかも)
クリスティーヌは恩知らずだわとか四季を見た直後思いましたが、
彼女は亡父を愛するのと同様な愛情でファントムを慕っていたのだろうからしかたない。愛の種類が違うというのは、切ないものです。

鏡から出てきたり「私の為に歌え!」とか言ってみたり
ちょっと客観的に見ると引くくらいクリスティーヌを愛しているファントムも、
映画ではより作りこまれているように思った。回想シーンがあるのは強みだな
ラスト、サルのオルゴールに合わせて「仮面舞踏会」の曲を口ずさむあたり、たいへん可哀想です。(なんだかこう書くとややこっけいな感じ)

映画でも、舞台でも、一度は見た方がいいんじゃないかと思うミュージカルでした。
私はどうも、こういうクラシック調かつド派手な映画やお芝居が好きな模様です。
あと、ミュージカルの歌い方も好き。唐突だったり胡散臭かったりするところがなんとも夢々しくて好きだ。苦手な人が多いというのももっともだとは思いますがね。

***
これを見てて 「馬かよ!」 とつっこんだのは私だけではないはずだ。多分。
by lowoolong | 2005-11-26 23:56 | 演劇
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