歌舞伎を舞台にした小説 諸々
こんなものばっかり読んでます
仲蔵狂乱 松井 今朝子 / 講談社 ISBN : 4062090740 初代中村仲蔵、家柄と声に恵まれないながら、努力と芸、また『仮名手本忠臣蔵』の五段目、斧定九郎の扮装を改めたことによって比類ない出世を遂げた役者を描いた小説。 花に舞う鬼 東 芙美子 / 文芸春秋 ISBN : 4163238301 あらすじを書こうと思うと思わず笑っちまうんですが カブキの日 小林 恭二 / 新潮社 ISBN : 4101478120 なるほど、歌舞伎でなく「カブキ」なのかーと。 きのね〈下〉 宮尾 登美子 / 新潮社 歌舞伎にはまりたての頃に読んだ、十一世團十郎とその婦人をモデルにした小説。 三世沢村田之助―小よし聞書 南条 範夫 / 文芸春秋 ISBN : 4163109404 幕末の名優、三世田之助は「田之太夫」ともよばれ、名のついた「田之助紅」は飛ぶように売れ「田之助髷」の娘がたくさんという人気っぷりだったようで。その人気のさなか、壊疽で手足を失いそれでも舞台に立ち、狂死という最期を遂げる壮絶な役者。 花闇 皆川 博子 / 集英社 これは本当に面白かった。好み。表紙絵が岡田嘉夫なのもまたいいかんじ。 +++ 地域図書館がこんなに素晴らしい施設だと思えるのは久々であります
by lowoolong
| 2005-07-04 06:56
| 歌舞伎
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