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アッちゃんのベビーギャング

私はどうにもこう、お小さい方々の出ている映画とかドラマ、しかもそれでホームコメディものっていうのが不得手なので、勘九郎箱のなかでもアッちゃんのベビーギャングはどうもなと思ってましたが
予告編だけでもう駄目だ……!むずがゆいっ
東海道四谷怪談にしてくれりゃええのにっ(無茶を言う)

んでも昔噺桃太郎(劇中劇)とかあるようだし、淡路恵子と小林圭樹(両親役)がなんかよさげだし、そのうち…と言うかすぐに見るだろうけども。
昔の映画の予告編って凄いですねー
「アッちゃんのベビーギャング、アッちゃんのベビーギャング、アッちゃんのベビーギャング、ご家族みんなでご覧ください」…三回も繰り返すあたりに妙なテンションの高さを感じます。すげぇ。
「ママはムードでおヨロメキ、パパはレジャーでおタノシミ」だとかいうコピーはとても好きです。今日NHKで、原宿を未だに「ナウいヤングの町」と呼称していたレベルの驚きを感じました。ひょっとしてそれはギャグで言っているのか?(NHKのほうね)

ああやっぱり見るか。でも、ドドンパ踊りとか…知らないよ…


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みましたー(早々に)
専務の家の向かいに引っ越したアッちゃん一家。普段は仲むつまじいパパとママですが、パパがしょっちゅう専務に連れまわされたり、ママも専務の奥さんに振り回されているうちになんだかふたりとも浮気モードで冷戦状態になってしまいます。さて、アッちゃん一家はどうなってしまうのでしょう?

予告編のインパクトでどうしようかと思ったけど普通に面白いタイプの映画でした。よかった。
「いいのかい、僕は好きになったらモーレツなんだぜ、もみくちゃにしちゃうぜ」とかに爆笑しましたが、この時代(60年代)のファッションというのは可愛い。淡路恵子だから似合うのかもしれないけど。いいなあ。

それにしてもアッちゃん(勘九郎)上手いな…天才子役といわれてたそうですが、ようやく納得しました。声がかわいいー
しかし勘九郎が主役(?)のこの映画で、五代目勘九郎が本人として昔噺桃太郎を演じており、それを「可愛いわねぇ~」と出演者が言っていると言うのはなんともこしょばい感じがします。どーもな。べつにこういう映画だからつっこむところでもないのでしょうが。
あのちっこくて達者な桃太郎が、五十手前の中年桃太郎に……というのを考えるとすごいですね。鬼との立ち回りなどにあーやっぱ勘九郎だ!と思った。
by lowoolong | 2005-05-15 17:30 | 日暮
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